秘書は密事の罠の中〜下巻〜
スパイダーリコリス A560ページ上下二段組みテーマは「薄倖けなげ秘書受け」「攻め二人から誤解により責められる(3Pです)情報を引き出すためいろいろされる受け」というかんじ。あらすじ有村時緒は養護施設で事務員をする青年だった。
妹の進学費用に悩んでいたところ、韮山という会社社長から「貴志川グループの御曹司兄弟のふたりのスキャンダルを探せ、秘書になって彼らの身辺を探れ」と命じられる。
韮山は、貴志川兄弟の叔父である。
兄弟さえ失脚させれば、社長の座に返り咲くことができると盲信しているのだった。
しかしトラブルが発生し、時緒がスパイ行為を働いていたことは明るみに出てしまう。
時緒を信頼していた兄弟は裏切られた怒りに時緒を汚染、館に軟禁してしまう(この辺までは上巻で)軟禁されて汚染を受ける時緒は、黒幕は誰なのかについて口を割らない。
業を煮やした兄弟はチャリティーイベントを開催。
「俺たちを失脚させるのは親族や関連企業の中にいるに違いない、イベントで全員呼び出せば誰かが時緒に接触しようとするだろう、そこを叩く」ともくろむ。
卑猥な道具を埋め込まれた状態でパーティ会場に連れ出される時緒であったが――