武闘巫女伝サツキ

小湊拓也
少女を襲う少年の口から伸びる無数の舌……。
古来より男の体内に存在する「因子」は性欲と反応し、身体を怪物化させる。
そして、歴史の影でその異形と戦い続けてきた女性たち。
それが戦巫女――藤原沙津姫の使命である。
生徒の怪物化が頻発する学園に派遣された彼女は、襲いかかる怪物に対し容赦なく力を振るう。
だが、その冷たさは、先行していた戦巫女、神楽との間に確執を生むのだった。
そして、二人の間隙を突く襲撃により、少女たちは肉欲の海に沈められてしまう。
白濁に染まる神楽の目の前で、屈辱的な破瓜を迎える沙津姫。
瑞々しい肢体を責める触手の群れに戦巫女は歯を食い締める。
だが、肉欲に絡みつかれた理性には、亀裂が走ろうとしていた……。