ホワイトプリズンV湿潤なる蜜林に碧の蝶は舞う

黄支亮
ロレーナを離れて、舞台は遥か南へ――。
白い王国の女王、民を教化する聖教の頂点にありながら、黒い怪異とともに消息を絶ったエマ。
彼女を追って海を渡るフィオたちは、怪鳥を操る謎の女たちにいざなわれ、未知の島ガルバへと辿り着く。
そこで彼らを待ち受けていたのは、神殿の厳しい戒律の桎梏から解き放たれ、奔放に快楽を貪り合う性の奴隷たちだった。
楽園の住人から手厚い肉の歓待を受ける巨乳の貴婦人ポーラ、麗女マレーネ、ロリっ娘リディアの三人。
しかし、秘密の森に分け入った彼女たちに、かつての聖王国の重臣シルビアとニーナによって苛酷な陵辱に見舞われる。
強制放尿、虫たちによる母乳舐啜、果ては女芯を揺さぶる蛇の淫ら責め……。
妖しい蝶が乱れ飛ぶ樹海で、女たちは極彩色の官能に痴れ狂う。