まだダメ…も少し

上総志摩
現在、SMっぽい作品を描く作家は掃いて捨てるほどいる。
が、この上総志摩ほどSMの本質を描ける作家は他にいない。
SMは体をイタぶるだけでなく、その事によって魂をイタぶり、女を堕とすところに醍醐味がある。
「ラグナキャッスルのとりこ」三部作もそうである。
気の強い王女が悪党どもをやっつけようとするが、逆に囚われの身となってしまう。
その王女の心と躰を悪党どもがモテアソブのだ。
…そして、身も心も堕ちていく。