親愛なる大人たちへ

みかんR
少女の世界は狭い。
僕は大人の狡さと力で、その世界を凌辱してしまった…。
少女を愛する事は傷つけることに似ている。
それはサディスティックな行為でありマゾヒスティックな喜びでもある。
その事にみかんRは気づいている。
だから僕らはみかんRの作品に共感したり顔を背けたりする。
その行為をみかんRは卓越した画力でサラリとこなしてしまう。
まるで読み手の心にいつまでも残る棘をさすような行為だ…。