好きだけど好きだから

ぢたま某
清一郎と香穂、弟と姉、普通の姉弟、のはずだった。
他がどうだろうと知らなかった。
月日が経ち、普通の姉弟にもどったつもりだった。
清一郎に大切な人ができた。
それでも重ねてしまった体、想いは引き戻せない。
「普通の姉」として生きていこうとする香穂だったが…。