ヴァージントレイン【第6話】止められた快楽前編

海王社
自慰行為の翌日、快感の余韻が残ったままの体で通学電車に乗り込んだみつは、三度、支配者と遭遇し、ある「ゲーム」を提案される。
それは、「愛撫を1時間拒絶し切れたら一切の痴漢行為を止める」というものだった。
だが、もしも自分の意思で「最後までしてほしい」と認めたらみつの負けだと笑う男に、みつは奇妙な期待を隠すことができなかった。
――そして、電車内の閉ざされた空間でゲームが始まる――易々と上着を脱がされ、上半身裸の状態で抑え込まれたみつに、ねっとりと、クリティカルに、男の責めが展開されていく。
自らの汚れなき体に棲みついた悦楽という名の怪物を、みつは止めることができるのか。
痴漢!調教!凌辱!果てしなきエクスタシー。
疾走する電車内の密室で、支配者はみつをさらなる快楽へ妖しく誘う――。
帝王・クリムゾンのオリジナル長編シリーズ「ヴァージントレイン」第6話!!「マガジンサイベリアVol.022(BJ008361)」、「ヴァージントレイン総集編【上巻】(BJ010678)」に掲載されている作品です。