ヴァージントレイン【第10話】結合
海王社 支配者に解放されたのもつかの間、電車内の悲劇は終わらなかった。みつが支配者に痴漢され、快楽にのたうつ様を、密かに見ていた男達が集団痴漢と化してみつに襲いかかったのだった。
力ずくで押さえつけられ、辱めを一身に浴びせられた挙句、みつの汚れなき聖域を犯されかけたまさにその瞬間――窮地を救ったのは、かつて自分の心と体を支配したあの男だった。
突然の出来事に困惑するみつに優しく囁きかける支配者。
気がつけば、みつはホテルのツインルームに足を踏み入れていた。
「男の人とこんな所に来るなんて…」襲いかかる自責と恥じらいの念。
だが、それ以上に、さっきまで自分が本当に「望んでいたもの」は…?やがて、そんなみつを見透かすように、再びあの麗しき愛撫が始まり、否応なく快楽の渦へと誘っていく。
そして、手足を拘束され身動きのできないみつに、支配者が問いかけた言葉は――。
痴漢!調教!凌辱!汚れなき美少女に迫り来る破瓜の刻。
疾走する電車内から、舞台はホテルの密室へ――。
ついに最終章突入、帝王・クリムゾンのオリジナル長編「ヴァージントレイン」第10話!!「マガジンサイベリアVol.024(BJ008796)」、「ヴァージントレイン総集編【下巻】(BJ010679)」に掲載されている作品です。