あの夏の名前

白石なぎさ
十年前、お化けが出るという噂がある村はずれの洋館の前で、俺は一人の美女と出会い裸を見せられた。
優しいキスの後、男性器をまさぐられ、そしてその後の記憶が一切無いのだ。
そして今、久方振りの同窓会の為、列車で故郷に向かいその足で失ってしまった記憶を取り戻すべく、あの洋館に…「純愛果実2011年11月号(BJ011712)」に掲載されている作品です。