悦楽の島【第8話】劣情の影

尾山泰永
乗船していた船が座礁して、漂流の末辿りついた無人島……。
人間性を失った世界で、生き残った男と女は壮絶なサバイバルを続けていた。
そんな最中、一機の飛行機が島に不時着。
中には女パイロットが一人搭乗しており、突然この島が眼下に現れ操縦不能になったと語る。
その一方、男たちに捕らえられた真鈴と七海、綾子の母たちは、他の女たちの居場所を白状するよう終わりのない辱めを受けていた。
仲間を救うべく固く口を閉ざす七海に反し、真鈴の中で士郎と行動を共にする渚を妬ましく思う気持ちが渦巻いていく。
嫉妬は憎しみへと変わり、とうとう男の一人に思い当たる場所を暴露してしまい……。
無人島で交錯する男と女の愛憎――。
カリスマクリエイター・尾山泰永が描く究極のサバイバルエロス、第8話!!「マガジンサイベリアVol.033(BJ011746)」に掲載されている作品です。