冬の金魚

松文館
人があまり近寄らない旧校舎にある生物部の部室。
そこで魚を飼育している部員の少年は、毎日にようにその魚を見に来ている同級生の少女と、いつも楽しいひとときを過ごしていた。
冷え込む旧校舎の中、少女が用意している毛布で彼女と一緒に包まる少年。
やがて二人の口唇は触れ合い、互いにその温もりを確かめ合うよう抱きしめあう…。
「みるくぷりん2011年7月号(BJ022233)」に掲載されている作品です。