永遠姫の嫁入り

フランス書院
「この年で生娘だなんてみっともないねぇ」異形の鬼。
千年生きつづける桃姫。
可憐な童女にして鬼女。
そして、俺の初恋のひとで今夜からは俺の妻……。
「俺もはじめてで……というか俺、トワさまとはじめて会ったときから大好きで……」あふれ出す気持ちと一緒に、初夜だというのに腰が加速する。
つなぎあった粘膜をこすればこするほど想いが伝わるような気がして。
「そんなまっすぐ言われると、照れるねぇ」トワが、にへぇとだらしない笑顔で応える。
俺しか知らないトワの笑顔。
俺しか知らない、最高に可愛い俺のお嫁さん。
「ああ、もう!鬼っていうか小悪魔だろ!可愛い、ああ可愛いッ、超エロいッ!ああ、くそッ!俺、トワさまが好きすぎる!」何度も妻の名を呼び、彼女の内面を掘り起こす。
いとしくていとしくて仕方がない。