春琴抄

リイド社
盲目の三味線奏者・春琴は身の回りの世話をする丁稚・佐助の想いを知りながら目の前で男を咥えこむような放蕩の限りを尽くしていた。
春琴の父も三味線の師匠も亡くした春琴は全く変わらずに献身的に尽くす佐助を解き放とうと眼前で熱湯を頭から被り二目と見られぬ姿となるのだが……。
谷崎潤一郎の傑作を大胆にコミカライズしたシリーズ最終作!!