波際より

文苑堂
親の都合で都会から田舎の海辺町へと引っ越してきた少女・結菜。
流行の喫茶店もない、スマホの電波すら入らない、コンビニには自転車で20分、ここにあるのは長閑で綺麗な砂浜。
都会に住んでいた以前とは180度真逆な生活。
その不満を地元の少年・龍に愚痴るのだが、いたってマイペースな彼は怒るどころか優しく笑い返す始末。
何もない生活…せめて都会に戻った時、みんなに追いつけるように…、そう焦る結菜は龍と男女の一線を越えることを決意するのだった…。
君がいて私がいる、それだけで何もいらない…大人の階段上っちゃう、一夏のドキドキ初体験♪