ここちいい場所

文苑堂
夏休みに実家へと帰省したOLのななみ。
都会の喧噪の中、毎日を黙々消化し続ける生活とは違い、時間がゆっくり流れる故郷の暮らしの方が、自分には合っているのかもしれないと思い始めていた。
そんなことを考える彼女の元に意外な来客者がやって来るのだった。
「大地だけど分かる?」彼は人生で初めてできた元カレ。
たわいない理由で別れて、久々の再会で戸惑うななみに対し、大地はこう言い放つのだった。
「…俺、ななみちゃんのことあれからもずっと好きだった」。
こうれまでのことを思い出し、ななみは心が揺れ動いてしまい…。
動く時間、止まっていた心…本当のキモチはどこにある…?大人気純愛作家・花札さくらのが贈る、等身大の甘酸っぱピュアH!