限界裏メニュー

リイド社
とある寂れたシャッター街に佇む、一軒の定食屋。
若女将が一人で切り盛りするその店には、常連にしか味わえない特別なメニューがあった。
最近、この店によく通うサラリーマンが、ふと「他に何かないの?」と問うと、女将が差し出したのは、ナント自らの肉体。
女手一つで苦労を重ねてきた身体は見事に艶めいており、男はその濃厚に熟成された“裏メニュー”に舌鼓を打つのだった──。