夜の女と共犯者―愛と性の狭間で揺れて―
秋水社ORIGINAL 「部長もこんなところに来るんですね」。そう言って彼女…黒木は笑った。
会社ではただの上司と部下の関係だったが、ある日黒木が風俗で働いているとの噂を聞き、確かめるために訪れてしまったのが間違いの始まりだった。
「部長のイった顔、可愛いですね…」そう言いながら私の写メを撮り、嬉しそうに笑う彼女は「男の人の感じてる顔が好きなんです…」と豊満な体を私に擦り付けて、電車の中で、夜の公園で、私を求め始める…。
罪を犯したのは彼女か、それとも私か。
ふとしたことで狂い始める男女の危うい関係を艷やかに描いた傑作集が登場!