最初で最後の… 前編
文苑堂 ある日、平々凡々な男子学生・守口の隣に引っ越して来た少女・松下は、同い年とは見えない気品に溢れ、彼女の父が失業しなければ自分には一生関わりのないような家柄の持ち主。同年代の男性と会話をしたことがないと話す松下に対し、『早い者勝ち』と下衆な思考を張り巡らせた守口は、誰よりもいち早く告白をして彼女を手に入れるのだった。
しかし彼女の転校初日、転機は早々と訪れてしまう。
世間ではいわゆる『陰キャ』な部類の守口は「学校の自分を見られたら幻滅されてしまうかもしれない…」と不安に駆られてしまい…。
純粋なものほど儚く愛おしい…。
等身大の性を綴る、アオハルHの旗手・わいら熱筆!欲望と愛情の狭間で揺れる青春純愛エロス!