アサシンメイドとスパイ卿

フランス書院
「中で……リザに、お情けを……ください」外じゃなくて、中で出して。
子宮のキュンキュンは激しさを増してエルンストの精液が欲しいと脈動している。
リザは精液を注がれイキながら心を決めた。
――暗殺組織グラスに粛清されても、私はご主人様をお守りする。
私の正体は彼を殺すために送られたアサシンメイド。
だけど、今のご主人様は、もうターゲットではない。
私の大好きな人だ。
この人は、絶対に私が守り抜いてみせる。
しかし、どじっこメイド・リザは知らなかった。
病弱なエルンストの本当の姿は、リザよりも体術に優れ、陰謀にも長けたスパイ卿。
それでも、嘘ばかりの主人だが、リザを愛する気持ちは真実で……。
任務で出逢った主従の恋の行方は?