ブーメラン[M-side]

リイド社
ダイナーで出会った美女は、俺が9年前に監禁した娘だった。
モーテルに到着早々、俺は一服盛られたらしく、目が冷めて自分が拘束されていることがわかった瞬間、その運命の女の事を思い出した。
投げ放ったブーメランが鋭く研ぎ澄まされ、俺の前に戻ってきたのだ――。