さわさわ絵にっき2~双子と編~

X-BANGBANG
待ちに待った夏休み。
俺の両親は従兄弟夫婦と旅行に出かけて、一人だけで好き放題ができる!・・・・・・はずだったんだけどなあ。
俺は目の前の二人を見て、ため息をついた。
何を考えているかわからないまゆと、考えてることがわかりやすいが故にムカつくみゆを、奴ら、俺に押し付けていったのだ。
まゆ「あ・・・あの・・・やっぱり・・・邪魔でした・・・ね」みゆ「ふん、あたしだっていい迷惑だわ。
なんだってこんなダサいのと折角の夏休みを過ごさないとならないのよっ」那智「ったくよ・・・お前らの親も、俺の親も、なんだってんだ・・・」かくして、俺達の不承不承な共同生活は幕をあけたのだった。