MayQueen-小鳥Afterwards-
ソフトさ~くるクレージュ 私には秘密がある。学校のみんなは知らない秘密だ。
それを知っているのは、私の周囲に居るごく一部の人たちだけだ。
これからも、その人たち以外に、私の秘密を知る者は現れない。
そうあるべきだと思っていたし、そうしなければならないと思っていた。
ほぼ毎日、自らの秘密を握り締め、彼女の痴態が描かれた絵をおかずに自慰に耽っていた。
罪悪感は無かった。
ソレを持つものの生理現象として、当然のことと割り切っていた。
自ら描いた絵で、誰にも迷惑をかけることなく。
だけど――小さな身体で可愛く女の子らしい女の子な、自分とは正反対の小鳥に憧れていた。
気づけば、彼女のことばかり気に掛かるようになっていた。
授業中の休み時間、彼女のことをよく見ていた。
そこで気付いたことがある。
ほぼ毎日、彼女は昼休みになると教室を抜け出してゆくのだ。
(…いったい、どこに行ってるんだろう?)毎日疑問を浮かべていた。
今日もまた、彼女は教室を抜け出そうとしている。
(ついていって、みようかな…)もっと小鳥を知りたい一心で、小鳥の後を追って教室を出た。
原画:Gkilo-byteシナリオ:箕崎准(ArtHeart)CV:桃井いちご/星野みく