銀の鬼3巻

茶木ひろみ
●表紙込み206ページふぶきが十年への本当の想いにやっと気付いた時は遅かった。
十年は鬼毒酒を飲まされ、銃弾を浴びせられ、池の畔に倒れた。
そして十年とともに池に沈んだふぶきだったが、自分ひとりだけ助かってしまう。
十年が天国へ行けるよう祈るために自分は生きなきゃと、長い時をかけて気付き、ふぶきは東京へ戻って行った。
激しい雷雨の夜、ふぶきは青い姿のよわよわしい鬼に会う。
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