銀の鬼7~8巻
茶木ひろみ ●表紙込み254ページ【銀の鬼7巻】ふぶきの自己犠牲の死により、十年の心は救済された。そして流也の入れた鬼毒酒入りのコーヒーを自ら進んで飲み干し、笑顔でこの世から消えていった島影十年。
その年の冬、流也は雪の中で泣いていた赤ん坊を拾う。
その子はふぶきと名づけられ、18歳の美しい少女に成長し、今や幽霊屋敷のように荒れ果てた十年のお菓子の家へとだんだん近づいて行く・・・。
死へと突っ走るしかなかった6巻までに対して、“生きる”ために目覚めた7巻からは、十年とふぶきの更に深い愛が描かれます。
【銀の鬼8巻】失われた青い鬼のツノを捜す十年とふぶきは、奇妙な女優カンナに出会う。
妖力”鉄鎖”によって前世の記憶を取り戻したふぶきは、もう何のわだかまりもなく十年と幸せに暮らせるはずだった…。
が、女優カンナの謎を解いていくうちに事態は意外な方向へ!それはふぶきの謎と重なった!この衝撃の新事実に、あなたは耐えられるだろうか!?体験版をダウンロードして頂くと「銀の鬼7~8巻」の本文の一部をご覧頂けます。