銀の鬼9~10巻

茶木ひろみ
●表紙込み252ページ【銀の鬼9巻】銀の鬼シリーズ中で最も難解かもしれない第9巻です。
女優カンナと、彼女を前世から苦しめ続ける“幻の男”との対決です。
“幻の男”とは、男性に権力が集中しているこの社会が生み出した邪悪の象徴です。
決して証拠を残さず曖昧に弱者を追い詰めていく卑怯者のことでもあります。
セクハラから芸能界を追放された天才女優カンナに陰から力を貸す銀の鬼・十年。
悪意の罠が仕掛けられたオーディションにカンナが挑戦する!【銀の鬼10巻】青いツノを捜して殺人現場を訪れた十年とふぶき。
そこで十年は源氏物語好きな中学生の少女に刺されてしまった。
…青いツノで!少女からツノを取り戻すために、十年はふぶきを巻き込み、ずるい手を使った。
その結果、少女を源氏物語の本の中に送り、異次元世界に変化を与えてしまった。
やりすぎたのだ。
その代償なのか、まるで少女と交換されたように、異次元世界からあいつがやってきた!十年の1000年以上の苦しみの元凶…あいつが!体験版をダウンロードして頂くと「銀の鬼9~10巻」をご覧頂けます。