とある熟女の変態調教~老いてなお滴る秘蜜と悦楽~

アパタイト/アパダッシュ
――いつか居た場所。
――いつか見た風景。
とある屋敷。
目の前に広がる刺激的な光景。
その時の僕にそれを理解することは出来なかったけど強く強く脳裏に焼き付いている。
薄暗い灯りに照らされた白い肌。
その裸体には縄で飾られ斑のような模様を浮かばせていた。
――綺麗な人だった。
――綺麗な裸だった。
――そして、その数週間後。
僕は突然、この街を去ることになった。
自分が目にしたものを理解する暇もないまま、記憶に蓋をして僕は新しい生活の波に飲まれていった……。
あれから十余年。
僕は、再びあの屋敷に行くことになった。
女の人のすすり泣くような声。
くぐもったその声は屋敷の奥から聞こえてくる。
奇妙な既視感が僕の意識を捕らえる。
この感じ、いつか……どこかで同じような記憶が……「っん……あぁ……っ」声は脇の廊下から聞こえてくる。
あのかすかに開いた襖の向こうにその声の主が……僕は足音を忍ばせながら、その音の方へと誘われるように向かっていった。