撤想

BreezeSinfonia
「万事として、これが続けばいいと思った日常は、ある日ふと崩れ去っていく。
」承前、凛想―――家の役目の為に親友の御継社から別れを告げられた、裁舞佐江。
悲しみに暮れる中、追い打ちをかけるように裁舞当主である父が他界する。
それは、その後に起こる惨劇の始まりに過ぎなかった。