催淫体質2

農耕の妖精
木崎雄大(きざきゆうだい)は、異性から興味すら持たれない程の非モテ男子だった。
天の悪戯によって雄大の人生は、30歳を迎えた途端に一変してしまう。
雄大の体臭を嗅いだ女性が強制的に発情する「催淫体質」が唐突に芽生えたのだ。
理由は一切不明。
気付けば、職場の女上司、妹、義母に限らず、道行く初対面の女性までも雄大を求めるようになっていた。
これは、そんな男の夢を抱えた雄大の一ページである。
挿絵に、AIを使用しています。
AIイラストは、柄島ヨット氏の原画をモチーフとしています。