妄想の農場パーティー

サマールンルン
僕らは企画をしていた。
頭の中で。
それがファンタジーと呼ぶかいたって惨(みじ)めな妄想と呼ぶかは個々の感覚に委ねる。
それは精神の世界である。
一つの錠剤を飲み、病院へ通う。
そしてそこの仲間たちと親睦を深め、とある田舎で酪農を行っている民家の患者の子の家にみんなで泊まりに行く。
広々とした畑、そして草原。
夜には月が出て虫の鳴き声が美しく響く。
小説。
約400字。
5ページ。