お姫様を守護ってる色情霊

催眠スマホの淫魔
ゴスト国にはある秘密があった。
それは、数百年前に死霊術の秘儀によって生み出された強力なゴーストたちがさまざまなかたちで国家運営をサポートしてきたのだ。
誰にも気づかれることなく盗み聞きができる、ポルターガイストの力によって軽い物を動かす。
それだけでもどれだけの悪さをできることか。
他にもこまごまとした能力をゴーストたちは持っていた。
このことは国の要職を占めるものだけが知りえる機密だった。
そして、もうひとつ。
ここ百年程で新しくできた秘密があった。
とうの昔にゴーストたちを使役する秘術は失伝していて、コントロールできなくなっていたのだ。
では、支配できていないのになぜゴーストは国のために働き続けているのか?実はゴーストの要求を飲むことによって働いてもらっていたのだ。
ゴーストたちの要求はただひとつ。
美少女の痴態である。
率直に言うとプリンセスたちにオナニーショーさせるなどの恥知らずなものだった。
王家だけでなく貴族の見目美しい娘なら満足するのに、美女の娼婦などでは納得しないワガママなゴーストたちだったのである。
働かせれば働かせるほど複数の娘を要求するのでいったい何十何百の娘が捧げられたことか。
これはここ百年ほどに渡ってゴーストたちが眺めてきたプリンセスたちの記録である。