催眠レオタードになった勇者のヒロイン候補たち
催眠スマホの淫魔 2025年、世界は異世界から来訪した魔王に支配されていた。しかし魔王は油断していなかった。
やがてこの世界にも魔王の宿敵である女神が訪れ、己の力を分け与えた女性から誕生した〇供たちを勇者へと育て上げ、魔王にも届きうる刃にするであろうことを知っていたからである。
これまで幾多の世界で繰り返してきた経験則であった。
そこで魔王は考えた──その勇者たちの母親の段階から聖なる力を削っておこうと。
そうやって出来上がったのが『催眠レオタード制度』である。
勇者の母親になる可能性のある女性たちに魔王が任命する法的な義務であり、常識的な風習であり、催眠的な認識改変である。
レオタード姿のまま公共の場所に出かけていき、男性たちの目を楽しませるのだ。
そして、魔王のものになった国のために貢献したものに支給されるチケットを持っている男性には性奉仕することになる。
そうやって複数の異性の相手をすることは女神の意に反することなので、後に産まれる勇者の力がどんどん削られていくことになるのだった。
そして、十数年の月日が流れた。
勇者たちは誕生したはずだった……が、世界は魔王に支配されたまま変わっていなかった。
催眠された女性たちは今も変わらずレオタード姿のまま街中に出かけ、男に抱かれている。
なかには勇者の力の影響なのか催眠が解けかかる女性も出てくることがある。
しかしすぐに先輩催眠レオタードから同性の手管で『指導』を受け、魔王の力を再度浴びせられることでまた催眠レオタードに戻っていくのだった。
そして、一時正気に戻った女性の近辺にいる〇供は勇者候補として催眠レオタードが集まってきて『性教育』をほどこし、女神の戒律に反するいやらしい行為を勇者にさせてその力を削ってしまうのだった。
勇者に教育するレオタードの中には母親や姉妹、近所のお姉さん、憧れの先輩に幼馴染み、謎の転校生も含まれているので彼らは抵抗できずに魔王の支配下に落ちていくしかなかった。