そこそこノッポだった筒(つつ)

サマールンルン
筒たちは競争していた。
誰がどれだけ背が高くなれるか。
だが、筒たちには上にしか目がついておらず周囲がはっきりと明確には見えない。
競争に負けても残念賞のぬいぐるみが手渡されるだけで、悔し涙の一つくらいはあるかもしれないが何度でも挑戦できる。
しかし、だんだんみんな意地になり始めて・・・・。
小説。
約400字。
6ページ。