パイプからマシュマロは一直線にしか出てこない
サマールンルン コウタロウは、開き直った。思索を練るのはもう疲れ果てた。
能力はあるのだから、これをひたすら武器に量をこなすのみだ・・・・。
パイプから出てくるマシュマロを口でキャッチすると、一つ食べるごとに5円が稼げる。
満腹になるが、それはまた運動するなりして消費すればいいだけのこと。
どこかから誰かからの直接的な強制ではないにしろ、やはりお金を稼がなくてはならないというのは全体的に見た強制のような側面もあるだろう。
働かざる者食うべからず・・・・・・・そのような格言もあるほどだから。
小説。
約500字。
10ページ。