幅4メートルの溝 飛び越えられるかどうかの予想ごっこ
サマールンルン 「君は、この幅4メートルの溝を飛び越えられるはずはないのさ」ふんっと首をふんぞり返し、ユキヒトはモトハルに言った。その顔は自信たっぷりだった。
モトハルが元世界第3位の走り幅跳びの実力を持っているのを知って、の話だ。
・・・・・・・今は衰えているだろう。
しかしモトハルは自信満々。
ちなみに溝の下にはトランポリンが置かれているだけで、いつでも上り下り出来るのではあるが。
モトハルは、少し調子に乗っていた。
小説。
約600字。
12ページ。