大鷲(おおわし)が連れ去った大空

サマールンルン
ぽかぁーーんっと口を開けて、不思議そうに小さな少年がそれを見ていた。
空から6メートルのワシがやってきて、俺を掬うようにして再び大空へ。
どこかの映画にありそうな名シーン。
俺は下の街の映画館を見下ろしながらそんなことをなんとなく思った。
小説。
約300字。
6ページ。