タダオくんは一点を見つめていた

サマールンルン
タダオくんは一点を見つめていた。
あの道は、どっちが正しかったんだ??不安になって心がぐらつく。
慌てふためいて記憶の中が真っ黒になった。
ずっとそればかりに焦点を当て、意識を持っていかれていたが・・・・・・・・そばにいたサエコさんがそっと耳元で呟いた。
「それはどっちでもいいことよ」・・・・・・・・・・そんなことより。
小説。
約300字。
6ページ。