どちらかに傾くシーソー

サマールンルン
必ずシーソーはどちらかに傾く。
少年が座れば右へ太ったおじいさんが乗れば左へその公園は小さな街の片隅、山を開いてつくられた小さな集落の中央辺りにあるフェンスを挟んだ向こう側の空き地では子供たちが野球の簡易版の遊びをしている。
シーソーの支柱は、小説。
約200字。
6ページ。