一本のオカリナが人生の道を作る
サマールンルン 幸か不幸か。それを手に取っていなかった場合の人生を知らないので、全てタラレバ論になってしまうため分からない。
だが16歳の深夜、テレビで見た演奏者がきっかけで遠く離れた街の楽器店へ出向きオカリナを購入してからそこには明確な道が出来た。
道のわきには10メートル間隔で木の看板が立っている。
“あきらめきれない道”そう書かれている。
性格もあるのだろう。
あきらめきれない。
実力もところどころで褒められたりしてないわけでもなさそうだ。
小説。
約600字。
14ページ。