リョウイチの狂気 いつの間にか原っぱにいた

サマールンルン
田舎町をさまよった。
リョウイチは闇の中にいた。
それは真っ暗闇である。
暗闇の先の部分、出口が見えた。
ゴールのことである。
自分の闇の正体は自分の頭の狂いだと気づいたのである。
闇ではなく狂気だったのである。
小説。
約300字。
7ページ。