真っ暗な部屋で叫ぶ老人 近くを通りすぎる男と入れ替わる サマールンルン 2023-06-09 19:00 サマールンルン ※この作品は著者の想像などから作ったフィクションであり、内容などは架空のものです。 しかし老人は空中に向けて叫んでいた。 暗闇の個室で。 大きな箒(ほうき)を抱えたギザギザ頭の男が、ふとその老人の前を通りすぎる。 入れ替わったのはその瞬間である。 小説。 約300字。 6ページ。