ポケットに携えた材料で頑張る

サマールンルン
ポケットに携えた材料で頑張る
ないものは無限大。
あるものを使って楽しみ頑張っていくしかない。
晴れた夏の朝。
エアコンをかけても暑いので嫌になって汗だくになりながら半ズボンのスポーツウェアのポケットをまさぐってみた。
数週間前に、小さな橋の向こうにある駄菓子屋で購入したメロンソーダ味の飴玉の包み紙が入っていた。
小説。
約300字。
7ページ。