真奈episode1〜消しゴムを踏まれて汚された日を僕は忘れることができない〜
エムー海洋 『真奈』僕の好きな女の子。小柄で背が低くて小動物のような雰囲気がある。
授業中ー僕が落としてしまった消しゴムを、無意識に彼女は踏みつけた。
足癖が悪い彼女は気づいていないのか、僕の消しゴムを何度も何度も踏みつけた。
僕が拾った頃には、新品だった消しゴムは足跡で真っ黒になっていた。
状況が状況だったが故に、文句も言えない…『彼女は無意識に、僕の消しゴムを一方的に踏みつけた』僕はただその光景を、ただ見ることしかできなかった。
放課後、彼女に声をかけられた。
「授業中、ずっと私の足見てたよね?」「ちょっと気持ち悪いんだけど…」問い詰められて焦ってしまい、上手く言葉が出てこなかった。
(早く誤解を解かないと…!)そんな僕に彼女は衝撃の言葉を投げかけた。
「君って本当にコミュ症だよねw」*冴えない主人公と、少し変わった女の子の物語です。
消しゴムを踏まれて謝って欲しいくらいなのに、逆に問い詰められて屈辱を受けていくという、フェチ色が強い作品となっています。
*全74ページ