パレットの片隅・・・・・黒い絵の具

サマールンルン
遠くの山々をスケッチしていた・・・・・。
バッグに入れた安物の望遠鏡。
透明プラスチック容器におにぎりが入っている。
スケッチはしばらく続いた・・・・・・。
歪な四角形の部屋でぼんやりと揺るぎない場所を眺めていた時のような小説。
約200字。
6ページ。