大都会の二つの横断歩道

サマールンルン
信号機が頻繁に変わる繁華街の一角。
夜は当然ほぼ寝ることがない街。
高速深夜バスが停車し、白く光る朝日の下乗客たちが下りてきた。
サダオは、少し前にテレビのホラー番組で混み合う夜の踏切の幽霊の話を見た。
小説。
約200字。
7ページ。