実は従順ドMだった元いじめっ子同級生との幸せな変態セフレ生活
日下部ラ・プーペ ○年前のクラスの同窓会に行った。ほとんど孤立していたクラスの同窓会にわざわざ誰が行くか、と招待を蹴るつもりだったのに、ほんの気まぐれで足が向いた。
クラスメイトなんてほぼ覚えていないが、ひとりだけよく覚えている女子がいる。
――沢谷はやて。
無視してくれればいいものを、なぜか俺の席までわざわざ来て何かと難癖をつけては笑いものにしてきた。
俺の何がそんなに気に食わなかったのかは知らないが、とにかく一方的に突っかかってきていた。
昔のことなんか忘れたような顔をして大学生になったはやてに声を掛けると、向こうも何食わぬ顔で応じた。
昔と違って見下すような雰囲気は無く、服装も話し方も清楚で落ち着いた印象。
そしてなぜか話が弾み、別日に2人で出かけることに。
昔の腹いせをするチャンスでは?――そう思った俺は終始はやてに話を合わせ、適当にヤり捨ててやろうと思い立つ。
ことさら彼女が欲しいとか性行為の相手が欲しいだとか思ってはいなかったが、ついでに性欲も発散できるならちょうどいい。
そして約束の日、はやては男女2人で出かけていることに時折恥じらうような顔を見せながらはやてとのデートは順調に進んだ。
驚く程あっさり体を許してくるはやてに若干の罪悪感は芽生えたが、この先付き合いを続ける気も無いし、最後まで事を運ぶことに。
最初の計画通り、セックスは思い切り身勝手に――するつもりが、勝手に扱う前からはやてはどこか献身的に道具扱いされたがっている様子。
戸惑いつつも後ろから雑に扱うようにすると、はやての被虐性癖がだんだん露わになってきて……。