自分のエロ小説に転生 国を守る聖女になってしまった

German Suplex
エロワールド大陸、それはエロ小説作家の主人公が作り出したファンタジー世界で、好評を博したエロ小説「陥落の帝国:とめどなく堕ちていく聖女」の舞台でもある。
この世界には人間だけでなく、エルフや獣人、そして様々な悪魔と異形も存在している。
締め切りに追われ、徹夜の途中でパソコンの前で気絶した主人公だが、目を覚ますとなんと、自分の小説のヒロイン、ヒルダに転生してしまっていることに気づく。
そして、エロ小説「陥落の帝国:とめどなく堕ちていく聖女」には、女王から信じてもらえず、部下にも裏切られるヒロインのヒルダが、最終戦の時に邪神に敗れ、邪神の肉便器に堕ちてしまったというストーリーだった…。
転生後の女の肉体にはさまざまな不便が伴うが、肉便器になるのを避けるため、そして危機に瀕した王国を救うためには、主人公は自分で書いた物語の展開という情報を武器に、世界線を変えなければならない。
強大な敵に立ち向かう主人公は、物語の結末を書き換えることができるのか、それとも運命に逆らえず、邪神の肉便器として堕ちていくのか…?