密かに憧れていた女上司が何故か家にいて大学生の弟の彼女だと告げられた

赤い蝋燭
28歳の兄が仕事を終えて帰宅すると何故か実家に職場で直属の上司でもある森川麻代の姿が――。
何と、大学生の弟の彼女だというのだ。
密かに憧れていた女上司がチャラチャラした大学生の弟なんかと付き合っていることを受け入れられない兄は黙って弟のスマホを覗き見る。
そこには仕事では決して見せることのないプライベートでの、彼氏にしか見せることのない女上司の姿があった。
麻代のエロ画像を販売していると知った兄は弟を問いただす。
憧れている女上司を尊敬し、信頼し、ある意味、神格化しているが故に、全て弟の独断だと決めつける。
しかし、弟の口からは同意の上だと告げられる。
ネットリテラシーに厳しい麻代がそんなことをするはずがない、と否定する兄だが、次々と揃っていく証拠……そして、ついにはその幻想を壊される時が訪れる。
★堕ち具合に応じて女性の服装、髪型などが変化する作品となっています。
一緒に働いておきながら何もアプローチしなかった兄が密かに憧れていた女上司を奪われる作品です。
いや、付き合っている訳ではないので、奪われた、というのは被害妄想ですが、そんな兄の取られてしまった、という喪失感と、憧れていた女上司に抱いていた幻想が打ち砕かれる作品です。
※背景に「佐野俊英が、あなたの専用原画マンになります」を一部使用しています