アンテナからは随分と離れたところまで歩いてきた

サマールンルン
ほとんど届いてはいない。
あとは顔・・・・・・・・全身にへばりついた埃のようなものを払うというか消えていくのを待つだけとなった。
・・・・・・煙突から上る湯気の粒子のように。
小説。
約400字。
12ページ。