私は汚い人間です。

倒錯に堕ちる。
佐倉ゆな(さくらゆな)|1○歳・高校3年生「ねぇ、“好き”って言ってよ……ウソでもいいから……」恋を知らないまま、大人の世界に迷い込んでしまった高校3年生。
クラスでは目立たない、ごく普通の女の子──だったはずなのに。
寂しさを埋めるように、夜な夜なネットで知らない誰かと繋がり、やがて、“名前も知らない彼”に抱かれるようになる。
命令されるたび、罵倒されるたび、身体が、心が、彼を求めてしまう。
「わたし、汚いよ……でも、あなたにだけは捨てられたくないの」いつしかゆうなは、“快楽”と“支配”だけが愛の証だと信じはじめていた。
セフレの関係でもいい。
都合よく扱われてもいい。
名前を呼んでもらえなくても──「私、“あなたの肉便器”になれて……ほんとによかった」