七月の檻は、甘く囁く。
秘乃木 七月三日――その日を境に、学園は“異なる時の檻”へと閉ざされた。封印の扉、生徒や先生たちの狂気と欲望。
異界と化した学園で、囚われた澪と志乃はループからの脱出を目指す。
怪異に憑かれた者達を浄化するだけでは意味がない。
敵を“浄化”し、封印の欠片を集めなければ、明日は永遠に来ない――。
だが、封印には代償がある。
身体に刻まれる淫刻。
敗北すれば、心も身体も快楽に塗り潰されてしまう。
淫らな記憶を抱えながら、それでも進む少女たちの異変譚。
戦い、堕ち、抗いながら、彼女たちは“七月”の真実へと近づいていく。